令和5年8月中の徳島県内の特殊詐欺被害状況
8月中、県下の特殊詐欺被害認知件数は3件、被害金額は221万円でした。
内訳は、架空料金請求詐欺が1件、還付金詐欺が1件、その他の詐欺が1件です。
還付金詐欺では、60代女性宅に共済保険センターをかたる男から「保険の払い戻し金がある」との電話がありました。その男から、携帯電 話の番号を聞かれ、通帳とキャッシュカードを持って金融機関に行くように指示された女性は、電話で指示されたとおりに現金自動預払機(ATM)を操作して、99万円を振り込まされました。
県内で還付金詐欺の被害が確認されたのは今年初めてです。このような電話がかかってきた時は、迷わず警察やご家族に相談して下さい。警察相談電話は「#9110」です。
平成30年8月 架空請求詐欺6,802万円被害~過去最悪の被害額
徳島市内70代男性が、裁判所職員や弁護士をかたる男から「健康食品の購入代金の未払いがある」「裁判の取り下げ手続きを進める」などと電話があり、さらに「和解金、裁判所の取り下げ費用が必要」と要求され、7回にわたり自宅に来た弁護士事務所職員を名乗る男に計6,802万円を手渡し、だまし取られています。
県警の統計が始まった2003年以降、架空請求詐欺として過去最悪の被害額
身に覚えのない請求は、詐欺と疑い 警察に相談を!#9110
特殊詐欺は、65歳以上の方の被害が全体の8割近くを占めます。息子等親族をかたるものだけではなく、警察官、弁護士等を騙り、不安を煽る話をして取り入る手口をはじめ、手口が巧妙化、複雑化しています。
ご協力を! 金融機関等の窓口での被害防止対策が図られています。
金融機関、コンビニエンスストアをはじめATMで金融機関等の職員から声かけやマイクでの呼びか けがあったときは冷静に対応してご協力を お願いします。
○ 警察官をかたる「騙されたふり作戦」でお金を準備してくださいは詐欺です。直接、警察署に確認しましょう。
○ ATMで還付金が戻ることはありません。徳島市内に居住する高齢女性から医療費還付金に関する相談電話がありました。
女性は通帳の話をされおかしいと判断して防犯協会に相談電話をかけてくれ被害を未然防止することができました。
○ サーバー型プリペイドはカード所持に関係なくコンピュータ上でバリュー 管理がされます。その鍵がカードID番号ですので
「コンビニで購入してカード番号を送れ」は詐欺です。
令和4年10月16日、全国地域安全運動の一環として、徳島ヴォルティスのご協力を得て鳴門ポカリスエットスタジアムでの徳島ヴォルティスのホームゲームにおいて、入場者7298人への電光掲示板等による特殊詐欺被害防止の動画及び場内アナウンス等での特殊詐欺被害防止の注意喚起広報を実施しました。
全国地域安全運動期間中の10月10日、鳴門ポカリスエットスタジアムにおいて、徳島ヴォルティスのホームゲームが行われ、入場者に対してスタジアム電光掲示板による特殊詐欺被害防止の動画等及び、アナウンスによる特殊詐欺被害防止の注意喚起を徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
◇全国地域安全運動期間中の令和元年10月13日、鳴門ポカリスエットスタジアムにおいて徳島ヴォルティスのホームゲームが行われ、入場者に対してスタジアム電光掲示板を使用し、特殊詐欺被害防止の動画等及び音声による呼びかけを徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
◆30.7.5 特殊詐欺被害防止啓発装置(見守りメッセンジャー「すみな」)贈呈式
当協会では、徳島市アミコビルにおいて、みだしの装置50台を阿波銀行及び徳島銀行に送る贈呈式を行い、県内の両銀行無人ATMへの取付を依頼し、式では中学生シンガーとして活躍されている丸山純奈さん(特殊詐欺被害防止広報大使)から両銀行に装置が手渡されました。
この装置は、無人ATM利用者に対して、丸山純奈さんの音声によって、特殊詐欺被害の注意を呼びかけ、被害防止を図るものです。
◇平成30年10月7日徳島ヴォルティスのホームゲームにおいて、
特殊詐欺被害防止広報の実施
徳島県内で架空請求等の特殊詐欺被害が多発しており、スタジアム来場者に対して、電光掲示板及び音声による被害防止の呼びかけを徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
「振り込め詐欺等被害防止」広報板の活用
県警音楽隊は県下一円で演奏会を通じて警察の各種広報活動を推進していますが、この度、協会が支援した振り込め詐欺被害防止を呼びかける広報板を演奏会の都度掲出して、来場者に対して増加する振り込め詐欺等被害防止の注意喚起を行っています。