8月中の徳島県内における特殊詐欺等の被害状況
8月中、県下の特殊詐欺被害の認知件数は9件、被害額は9,643万円でした。
内訳は、オレオレ詐欺が4件(被害額9,233万円)、架空料金請求詐欺が2件(被害額187万円)、その他の詐欺が3件(222万円)です。
同月中、県下のSNS型投資・ロマンス詐欺被害の認知件数は9件、被害額は1億4,866万円でした。
内訳は、投資詐欺が3件(被害額7,447万円)、ロマンス詐欺の投資目的が6件(被害額7,419万円)です。
特殊詐欺では、70代女性の自宅に検察官を名乗る男から電話があり、「詐欺の犯人があなた名義の通帳を持っていた」「口座預金を調べる ので現金を引き出して」「ネットバンキングに登録して」などと言われ、計4千133万円をだまし取られました。
SNS型投資・ロマンス詐欺では、マッチングアプリで東京在住と称する女と知り合った男性が、結婚などに備えるため、女から紹介された偽の暗号資産の取引サイトに登録するなどして、計4,583万円をだまし取られました。
SNSや電話でのお金の話は警察かご家族に相談して下さい。警察相談電話は「♯9110」です。
令和5年中の徳島県内の特殊詐欺被害認知件数
令和5年中の徳島県内の特殊詐欺認知件数は、72件(前年比+34件)、被害金額4億5,217万円(前年比+3億7,681万円)でした。
過去10年間の被害額では、平成26年の3億4,101万円を1億1,116万円上回り、最悪となりました。
1件当たりの最高被害額は5,840万円で、介護施設の入居権譲渡に絡む架空料金請求詐欺でした。
主な手口は、架空料金請求詐欺35件(前年比+19件)、金融商品詐欺17件(前年比+17件)で全体の約72.2%を占めており、この内、金融商品詐欺の被害額は2億9,762万円で被害総額の約65.8%でした。
電話やSNSで「必ずもうかる」などと言われたら詐欺を疑い、迷わずに警察やご家族に相談して下さい。
警察相談電話は「#9110」です。
平成30年8月 架空請求詐欺6,802万円被害~過去最悪の被害額
徳島市内70代男性が、裁判所職員や弁護士をかたる男から「健康食品の購入代金の未払いがある」「裁判の取り下げ手続きを進める」などと電話があり、さらに「和解金、裁判所の取り下げ費用が必要」と要求され、7回にわたり自宅に来た弁護士事務所職員を名乗る男に計6,802万円を手渡し、だまし取られています。
県警の統計が始まった2003年以降、架空請求詐欺として過去最悪の被害額
身に覚えのない請求は、詐欺と疑い 警察に相談を!#9110
特殊詐欺は、65歳以上の方の被害が全体の8割近くを占めます。息子等親族をかたるものだけではなく、警察官、弁護士等を騙り、不安を煽る話をして取り入る手口をはじめ、手口が巧妙化、複雑化しています。
ご協力を! 金融機関等の窓口での被害防止対策が図られています。
金融機関、コンビニエンスストアをはじめATMで金融機関等の職員から声かけやマイクでの呼びか けがあったときは冷静に対応してご協力を お願いします。
○ 警察官をかたる「騙されたふり作戦」でお金を準備してくださいは詐欺です。直接、警察署に確認しましょう。
○ ATMで還付金が戻ることはありません。徳島市内に居住する高齢女性から医療費還付金に関する相談電話がありました。
女性は通帳の話をされおかしいと判断して防犯協会に相談電話をかけてくれ被害を未然防止することができました。
○ サーバー型プリペイドはカード所持に関係なくコンピュータ上でバリュー 管理がされます。その鍵がカードID番号ですので
「コンビニで購入してカード番号を送れ」は詐欺です。
令和5年10月22日(日)、鳴門ポカリスエットスタジアムで開催された、J2徳島ヴォルティス対ジュビロ磐田戦のキックオフに先立ち、スタジアムの大型電光掲示板を活用した特殊詐欺被害防止の広報を行いました。
徳島ヴォルティス株式会社様のご協力の下、7,828人の観客の皆様に対して、動画とアナウンスにより、最近の特殊詐欺の手口や対処方法などをお知らせしました。
令和5年10月2日(火)、徳島市幸町の富国生命保険相互会社徳島支社において、同支社から徳島県防犯協会に特殊詐欺被害防止啓発支援品が贈呈されました。
この日行われた贈呈式では、兼本敏彦支社長から安部圭彦専務理事に啓発チラシのほか、ポケットティッシュとうちわが手渡されました。
これらの支援品は、県内の各地区防犯連合会に配られ、全国地域安全運動期間中の各種取り組みにおいて有効に活用されました。
令和4年10月16日、全国地域安全運動の一環として、徳島ヴォルティスのご協力を得て鳴門ポカリスエットスタジアムでの徳島ヴォルティスのホームゲームにおいて、入場者7298人への電光掲示板等による特殊詐欺被害防止の動画及び場内アナウンス等での特殊詐欺被害防止の注意喚起広報を実施しました。
全国地域安全運動期間中の10月10日、鳴門ポカリスエットスタジアムにおいて、徳島ヴォルティスのホームゲームが行われ、入場者に対してスタジアム電光掲示板による特殊詐欺被害防止の動画等及び、アナウンスによる特殊詐欺被害防止の注意喚起を徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
◇全国地域安全運動期間中の令和元年10月13日、鳴門ポカリスエットスタジアムにおいて徳島ヴォルティスのホームゲームが行われ、入場者に対してスタジアム電光掲示板を使用し、特殊詐欺被害防止の動画等及び音声による呼びかけを徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
◆30.7.5 特殊詐欺被害防止啓発装置(見守りメッセンジャー「すみな」)贈呈式
当協会では、徳島市アミコビルにおいて、みだしの装置50台を阿波銀行及び徳島銀行に送る贈呈式を行い、県内の両銀行無人ATMへの取付を依頼し、式では中学生シンガーとして活躍されている丸山純奈さん(特殊詐欺被害防止広報大使)から両銀行に装置が手渡されました。
この装置は、無人ATM利用者に対して、丸山純奈さんの音声によって、特殊詐欺被害の注意を呼びかけ、被害防止を図るものです。
◇平成30年10月7日徳島ヴォルティスのホームゲームにおいて、
特殊詐欺被害防止広報の実施
徳島県内で架空請求等の特殊詐欺被害が多発しており、スタジアム来場者に対して、電光掲示板及び音声による被害防止の呼びかけを徳島ヴォルティスのご協力を得て実施しました。
「振り込め詐欺等被害防止」広報板の活用
県警音楽隊は県下一円で演奏会を通じて警察の各種広報活動を推進していますが、この度、協会が支援した振り込め詐欺被害防止を呼びかける広報板を演奏会の都度掲出して、来場者に対して増加する振り込め詐欺等被害防止の注意喚起を行っています。